au PAY(QRコード決済)
近年、多数のQRコード決済がリリースされ、普及が進んでいます。その中のひとつである「au PAY」は、高還元率のポイントキャンペーンを頻繁に実施することでユーザー数を増加させています。
当記事では、「au PAY」の特徴や、導入することでどのようなメリットがあるかなど解説します。QRコード決済の導入を検討している方は是非参考にしてください。
au PAY とは?
「au PAY」は、KDDI株式会社が提供しているQRコード決済です。2014年6月よりサービスを開始した「au WALLET」というプリペイド式の電子マネー決済が、2020年2月「au PAY」にリニューアルされました。
- プリペイド式のQRコード決済
- 「au PAY」は、専用アプリにお金をチャージし、その残高を買い物や支払いに利用できるプリペイド式の決済サービスです。
スマホに専用アプリをダウンロードすることで利用することができます。
「au WALLET」 から「au PAY」にリニューアルしてからは、auユーザー以外でもサービスが利用できるようになりました。
※auユーザーの方は、「au PAY プリペイドカード」の申し込みが必要です。
※auユーザー以外の方は、「au ID」の取得と専用アプリのダウンロードが必要です。 - 多様なチャージ方法
- 「au PAY」 は現金のほか、クレジットカードや銀行口座、ポイントなどからチャージをすることができます。
チャージ方法
- 現金
- 現金をATMや専用の機械でチャージすることができます。セブンイレブンとローソンのATM、auショップの「au SaKuTTO」から、アプリやプリペイドカードへ入金できます。
- auかんたん決済
- au、もしくはUQモバイルを契約している方は、毎月の通信料金と合算する方法でチャージを行うことができます。自動チャージ設定も可能です。au契約中の方は、加入月数7ヶ月以上、且つ20歳以上の方のみが利用できます。
- クレジットカード
- au PAY カードと指定のクレジットカードからチャージすることができます。銀行口座と連携しなくてもオンラインチャージができ、更にau PAYカードを利用すれば追加でポイントが付与される、というメリットがあります。ポイントチャージする回数に上限はありませんが、上限金額は月25万円までです。
- 銀行口座
- auじぶん銀行や提携銀行口座からチャージすることができます。じぶん銀行を利用すれば、オートチャージ機能など他行の口座よりも利便性が高い機能を使うことができます。その他の銀行口座を利用する場合は、ローソン銀行ATMで「確認番号」の払出を行い、本人確認を行う必要があります。
- ポイント
- 貯まったPontaポイント、au WALLET ポイント、auポイントから、 1ポイント1円としてチャージすることができます。最低100ポイントからチャージ可能で、上限は月2万円までです。
- au PAY スマートローン
- au PAY スマートローンのお借入れ金からチャージすることができます。au PAY スマートローンの会員様専用サイトへアクセスし、「au PAY 残高にチャージ」からチャージ可能です。
au PAY 決済の流れ
店舗がコードを読み込む場合
エンドユーザーがコードを読み込む場合
au PAY 導入のメリット
集客効果が期待できる
- 「au PAY」は2020年5月時点で、ユーザー数は2,300万人を突破しています。最も利用しているQRコード決済の調査データでは4位にランクインしており、「au PAY」を支払い方法として導入することで集客効果が期待できます。
また、キャンペーンの内容やポイント還元率、セキュリティ、信頼性などの観点で非常に高い評価を受けています。中国の決済サービスである「WeChat pay」と「Alipay」の申し込みを同時に行うことができ、インバウンド対策にも有効です。
※参照:2020年7月スマホ決済(QRコード)利用動向調査 / 2020年7月スマホ決済(QRコード)の満足度調査 初期費用、入金手数料が掛からない
- 初期費用は無料で、加盟店様でスマホやタブレットを用意すれば月額費用も発生しません。(※)また、入金手数料も支払先の金融機関問わず無料のため、ランニングコストも抑えることができます。さらに、2021年7月31日までは決済手数料0円のキャンペーンを実施しており、実質全く費用を掛けずに「au PAY」を利用することができます。
※スマホやタブレットが用意できない場合、月額1,500円で専用端末をレンタルすることができます。(SIMありの場合は+500円掛かります) キャンペーンが豊富
- 「au PAY」はKDDI原資を強みとして、ポイント還元率が高い豊富なキャンペーンを頻繁に実施しています。通常、200円の利用につき1ポイント(0.5%)の還元率ですが、キャンペーン時には3%~6%の還元率になることもあります。
Pontaポイントと連動したキャンペーンや、エリア別のキャンペーンなどを積極的に行っており、集客効果が期待できます。
au PAY 導入に向いているお客様
集客力をアップしたい方
- 「au PAY」は、認知度や信頼性の高さ、キャンペーンの豊富さからユーザー数が多いQRコード決済です。PayPayや楽天ペイなどと併せて導入することで、機会損失を防ぐだけではなく集客力アップを期待できます。
早期の入金をご希望の方
- 「au PAY」は、入金サイクルを月1回、月2回、早期振り込みサービスの3つから選ぶことができます。早期振込みサービスは最短2営秒日で入金されるため、オープン仕立てで売上げを早く現金にしたい方や、人件費や広告費など出費が重なった月などにとても便利です。
※早期振り込みサービスは別途事務手数料が発生します。
au PAY 導入方法
au PAYに直接申し込みをする
- 「au PAY」の専用Webホームから申し込みをし、審査が行われます。審査通過後、導入に関しての資料や店頭ステッカーなどが入った導入ツール一式が送付されます。アプリをダウンロードし、決済を開始できます。
決済代行会社に申し込みをする
- 「au PAY」に直接申し込みをする方法以外に、決済代行会社に申し込みする方法があります。 決済代行会社を利用するメリットは、複数の決済ブランドの煩わしい作業を一元化できることです。 各決済ブランドとやり取りをする必要のある「審査」「契約」「管理」「請求」を、決済代行会社1社で完結できます。複数の決済ブランドをまとめて契約したい状況には、決済代行会社がおすすめです。
アルファポータブル
- 「au PAY」に対応したアルファポータブルは、60種類以上の決済ブランドを網羅したマルチタイプの決済端末です。「au PAY」を含むQRコード決済だけでなく、クレジットカード決済や電子マネー決済・インバウンド決済に対応しています。 アルファポータブルの優れている点は、決済の種類だけではありません。レシートプリンターの搭載やポータブル機能など、店舗が利用しやすい機能を兼ね揃えています。
詳しい導入方法についてはお問合せください。
au PAY 導入の流れ
au PAY に対応した決済サービスは、下記の流れでご導入いただけます。
- STEP1
- アルファノートへお問合せ
- STEP2
- お申込書、必要書類のご提出
- STEP3
- 加盟店審査
- STEP4
- 端末の発送、初期設定
- STEP5
- サービス開始
au PAY 導入に必要な書類
法人・個人事業主共通
- 店舗外観・店舗内観の写真を各1枚(ホームページがある方は不要)
- 法人
- 法人番号(法人マイナンバー)
- 個人事業主
- 下記、いずれかの本人確認書類1点以上
・運転免許証のコピー(国際免許証を除く)
・運転経歴証明書(顔写真があるもの)
・パスポートのコピー(顔写真があるページ)
・健康保険被保険者証
・国民健康保険被保険者証
・在留カード(顔写真あり)
・特別永住者証明書(顔写真あり)
au PAY 導入に関してよくある質問
- 初期費用とランニングコストを教えてください。
- 業種や取り扱い商材によってご案内できるプランが異なります。お気軽にお問合せください。
- 締め日と入金日を教えてください。
- 支払いサイクルが月1回の場合は、末日締め・翌月末日入金です。月2回の場合は15日締め・翌月15日入金と、末日締め・翌月末日入金です。早期振込サービスご利用の場合は、申請から最短2営業日で入金が可能です。
- 一度の決済の上限金額はいくらですか?
- 25万円です。1日あたりの上限金額は50万円、1ヶ月あたりの上限金額は200万円です。