楽天ペイ(QRコード決済)
「楽天ペイ」は、楽天株式会社の子会社である楽天ペイメント株式会社が提供するキャッシュレス決済サービスです。楽天ペイには、楽天以外のECサイトにおいて楽天IDとパスワードを利用して行うオンライン決済サービス「楽天ペイ(オンライン決済)」、店舗においてQRコード・バーコードなどを用いて決済を完了させるサービス「楽天ペイ(実店舗決済)」の二種類があります。本項では、「楽天ペイ(実店舗決済)」について解説します。QRコード決済の導入を検討している方は是非参考にしてください。
楽天ペイとは?
実店舗で利用される楽天ペイは、2016年に専用スマホアプリを公開しサービスが開始されました。楽天IDでアプリにログインすることにより、実店舗におけるスマホ決済が可能となりました。
決済方法は、エンドユーザーが店舗が提示するQRコードを読み取る「QR払い」、エンドユーザーがアプリ内のバーコード・QRコードを提示し店舗が読み取る「コード払い」、エンドユーザー自身がスマホに金額を入力して決済が完了する「セルフ払い」の3種類があります。
圧倒的な加盟店数とユーザー数
- 楽天ペイを利用できる実店舗は500万ヶ所を超え(2020年11月時点)、楽天会員ID数は1億人を超えています(2021年5月時点)。この圧倒的な加盟店数とユーザー数が楽天ペイの最大の強みと言えます。
楽天ポイントが貯まる・使える
- 楽天カードや楽天銀行からチャージをすることで、実店舗での決済時にで楽天ポイントが付与されます。また、貯まった楽天ポイントを店舗での決済に利用することが可能です。
その他対応しているQRコード決済
アルファノートのアルファポータブルは、「PayPay」や「メルペイ」など複数のQRコード決済に対応しています。詳細は下記ページからご確認ください。
- スマートコード決済にも対応
楽天ペイ チャージ方法
- 楽天カードからのチャージ
- 楽天カードを使い、アプリ内へチャージする方法です。
①アプリTOP画面の「チャージ」をタップする
②金額を入力する
③「チャージする」ボタンをタップする
- 楽天銀行からのチャージ
- 事前に楽天銀行の登録を行うことで、アプリ内の操作のみでチャージをすることが可能です。
①アプリTOP画面の「チャージ」をタップする
②「チャージ方法」を楽天銀行に変更する ※初回チャージ時は本人認証が必要です。
③登録済みの「楽天銀行口座」を選択し、設定するボタンをタップする
④金額を入力する
⑤ 「チャージする」ボタンをタップする
- ラクマからのチャージ
- ラクマの売り上げ金をチャージし、買い物に利用することができます。
①アプリTOP画面の「チャージ」をタップする
②「チャージ方法」をラクマの売上金に変更する
※ラクマアプリ側で楽天IDとの連携や売上金をチャージする操作が必要です。
- 楽天ウォレットからのチャージ
- 楽天ウォレットを通して、ビットコインなどの暗号資産をアプリ内へチャージすることが可能です。
①アプリTOP画面の「チャージ」をタップする
②「チャージ方法」を楽天ウォレットに変更する
※楽天ウォレット側でチャージする操作が必要です。
楽天ペイ 決済の流れ
店舗がコードを読み込む場合(コード払い)
エンドユーザーがコードを読み込む場合(QR払い)
楽天ペイ 導入のメリット
複数の決済手段に対応している
- 楽天ペイの加盟店になると、QRコード決済だけではなくクレジットカードや電子マネー決済など、複数の決済手段に対応することが可能です。楽天ペイで利用できる主な決済サービスは以下の通りです。(2021年8月時点)
・楽天ペイ
・楽天Edy
・各種クレジットカード
・au PAY
・nanaco
・WAON
・Apple Pay
・PAY ID
・交通系ICカード
※楽天ペイメント株式会社との直接契約の場合 初期費用や入金手数料が無料
- 楽天ペイは、導入時に掛かる初期費用や年会費などのランニングコストが発生しません。入金手数料も、振込登録口座を楽天銀行にすることで無料になります。決済手数料以外に費用が掛からないため、気軽に導入することが可能です。
※楽天銀行以外に入金する場合、1度の入金につき330円(税込)が発生します。
※楽天ペイメント株式会社との直接契約の場合 最短翌日入金に対応
- 楽天銀行を振込口座として登録すると、土日・祝日を含めた翌日入金の設定をすることができます。現金並みのキャッシュフローを実現できるため、リスクを最小限にして店舗運営を行うことが可能です。
※楽天銀行以外では、土日・祝日の入金に対応していません。金・土・日曜日に入金を行った分は月曜日にまとめて入金されます。
※楽天ペイメント株式会社との直接契約の場合
楽天ペイ 導入に向いているお客様
売り上げをアップしたい方
- 楽天ペイの強みのひとつは、楽天会員ID数1億人越え(2021年5月時点)というユーザー数の多さです。楽天ポイントが発生する楽天ペイに対応することで、楽天ユーザーへの集客効果を期待できます。
さらに、楽天ペイは新規格の統一QRコードである「JPQR」に対応しているため、複数のQRコード決済サービスが利用できます。多くの決済手段に対応することで、機会損失を防ぎ売り上げアップを目指すことができます。 最小限のリスクでキャッシュレス決済を導入したい方
- 楽天ペイは、初期費用やランニングコスト、入金手数料が発生しません。また、自動翌日入金を設定することができるため、現金並みのキャッシュフローでキャッシュレス決済を導入することが可能です。キャッシュフローに不安がありキャッシュレス決済を導入してこなかった店舗や、オープンしたてで運営費用に不安がある店舗には楽天ペイの導入がおすすめです。
※入金手数料無料・自動翌日入金設定は、楽天銀行を振込口座に設定した場合に限ります。
※楽天ペイメント株式会社との直接契約の場合
楽天ペイ 導入方法
楽天ペイ対応のマルチ決済端末を導入する
- アルファノートのアルファポータブルであれば、楽天ペイの他、「PayPay」や「d払い」などの各種QRコード決済、クレジットカード決済、各種電子マネー決済などを1台で利用することができます。Wi-Fi、4G回線に対応しているため、屋外でも決済可能です。
≫アルファポータブルを詳しく知りたい方はこちら 楽天ペイに直接申し込みをする
- 楽天ペイ公式サイトから申し込みをすると審査が行われます。審査通過後、マニュアルやステッカー、店頭POPなどが同梱されたスターターキットが送付されます。アプリをダウンロードして決済を開始できます。
楽天ペイ 導入の流れ
楽天ペイに対応した決済サービスは、下記の流れでご導入いただけます。
- STEP1
- アルファノートへお問い合わせ
- STEP2
- お申込書、必要書類のご提出
- STEP3
- 加盟店審査
- STEP4
- 端末の発送、初期設定
- STEP5
- サービス開始
楽天ペイ 導入に必要な書類
法人
- ・営業許可証 ※業種によって古物商許可証、旅行業免許番号など提出する書類が異なります。
・代表者情報
・管理責任者情報(申し込みする方が代表者以外の場合)
・店舗情報
・口座情報
・店舗URL
・登記簿謄本
・法人番号
・店舗実態が確認できる画像や資料(ホームページがない場合) 個人事業主
- ・営業許可証 ※業種によって古物商許可証、旅行業免許番号など提出する書類が異なります。
・代表者情報
・店舗情報
・口座情報
・店舗URL
・本人確認書類(免許証など)
・店舗実態が確認できる画像や資料(ホームページがない場合)
楽天ペイ 導入に関してよくある質問
- 初期費用とランニングコストを教えてください。
- 業種や取り扱い商材によってご案内できるプランが異なります。お気軽にお問い合わせください。
- 入金サイクルを教えてください。
- 業種や取り扱い商材によってご案内できるプランが異なります。お気軽にお問い合わせください。
- 1回の決済の上限金額を教えてください。
- 利用店舗やエンドユーザーの楽天会員ランク、楽天ペイアプリの利用状況によって上限金額が異なります。楽天銀行口座から支払う場合は最大50万円、楽天キャッシュからチャージする場合は3万円が上限となります。